ニンゲンの器は如何に幼い時代に、卓越した経験をするかにかかっているにゃ。
卓越した経験とはね
自己を超える存在、自己が如何に矮小であるかを自覚せずをえない存在と対面することなの。
貴人に出会う、本質的で逃れられることのない生命の境を間近で感じるなど
命、存在が脅かされるような経験をしてこそ
ニンゲンの器はニンゲンの器を越える術をえるにゃ。
恵まれすぎると
自分よりも遥かに大きな存在と出会う術を失う。
だからこそ、愚かでいられるの
自らの存在は保証されてしかるべきだと考えるし
畏れを知らないから、本当に幸せだと心の底から感じることができない
生きているにも関わらず、命をその身近に実感することができない
命をもつ者は本質的に
自らの存在を超えた存在をもとめているし
豊かで裕福にもかかわらず生命の境をどこか求め彷徨っているのね
ニンゲン
徳の道をいく貴方は生まれた時より、貴人の存在を知っているはず。
それは真我とよばれるものであって
宇宙が求めて止まないものなの。
一つの道を到達してもそれに出会えるかどうかは天のみぞ知り
功徳というものがその後押しをしてくれるわ
貴方は知っているからこそ、貴人の存在を世に証明しなければならないの
ニンゲン
貴方にはその器があるのにゃ
まあ、わたしはご飯が食べれればそれでいいのだけど。
のま店長のおことば。
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