土曜日はアロマレッスン♪ こんにちは、Aroma講師のYokiです。
今日は、基本のアロマスプレーの作り方とオススメの香りをご紹介します。最後に動画もあります。
アロマスプレーは、お部屋にシュッとすれば簡単に気分転換ができますし、テーブルや床の拭き掃除に使用すればクリーンになります。万能なので、ぜひ、お試しください。
CONTENTS
万能!アロマスプレーの作り方と
ブレンドレシピ
アロマスプレーの作り方
用意するもの(30mlのスプレー分)
・無水エタノール 10ml(薬局で買えます)
・精製水 20ml(薬局で買えます)
・遮光瓶のスプレーボトル
・ビーカー
・ガラス棒
・お好みのエッセンシャルオイル6~18滴
作り方の手順
作り方のポイントは、手順通りに行うこと。精製水は、必ず、最後に混ぜてください。
注意
今回使用する無水エタノールやエッセンシャルオイルは可燃性です。火の元には十分ご注意ください。
1.使用する物品を消毒します。
ビーカーやスプレーボトル、スプレーのノズル部分、ガラス棒を無水エタノールで消毒します。
シュッとふきかければOK!
消毒用の無水エタノールは、あらかじめスプレーボトルに入れておくと、毎回、消毒する際に便利です。
2.ビーカーに無水エタノール10mlを注ぎます。
無水エタノールは、薬局で購入できます。消毒用エタノールは薄めてあるので、必ず、無水エタノールを使用しましょう。
エッセンシャルオイルは、油性なので直接、水に混ぜると分離してしまします。そこで、無水エタノールを加えることで乳化しやすくなります。
3.エッセンシャルオイル(精油)を加え混ぜます。
エッセンシャルオイル(精油)を6~18滴加えます。
濃度は、6滴で1%のスプレーが出来上がります。
注意
使用するオイルは、必ず、『エッセンシャルオイル(精油)』を使用してください。
安価に売られている『アロマオイル』は、合成香料や別のオイルがブレンドされているものです。
【参考】
【アロマレッスン】はじめてのアロマセラピー*アロマオイルの違いと選び方
4.精製水を20ml加え混ぜます。
精製水を20ml(ビーカーの目盛り30まで)加えて混ぜ合わせます。
精製水以外に、ミネラルウォーターや水道水で代用も可能です。衛生面を考えると精製水がおすすめです。
5.スプレーポトルに移し替えます。
注意
スプレーボトルは、遮光のガラス瓶がおすすめです。エッセンシャルオイルは、プラスチックや重金属を溶かすものがありますのでご注意ください。また、光や熱によって、変性するので、ブルーやブラウンの遮光のボトルを使用しましょう。
6.使うときは、その都度、よく振りましょう。
エタノールを加えていますが、エタノールの割合が少ないと分離することがあります。
エタノール:水=8:2の割合あたりから、完全に乳化できると言われていますが、ルームスプレーの場合は、エタノールが多すぎると精油の香りよりも、エタノールの香りの方が勝ってしまいます。お掃除用なら、エタノールの割合を増やしても良いでしょう。
7.完成です☆
冷暗所で保存して、3週間ほどで使い切りましょう。
シーン別オススメの香り
アロマの醍醐味は、ブレンドオイルにあります。
ブレンドオイルとは、複数のエッセンシャルオイルを混ぜ合わせて、単体の香りとは異なる美しい香りを完成させます。
ブレンドのコツ
香りの強度と持続時間について
ブレンドには、コツがあります。
香りには、それぞれ『香りの強度(賦香率)』と『香りの持続時間(アコード)』が異なります。
香りの強度
例えば、ラベンダーとオレンジ・スイートをブレンドしたいとき、1:1でブレンドするとき。ラベンダーのほうが香りが強いためオレンジの香りは、ほとんど感じられません。
そこで、この2つをバランス良くブレンドしたいときは、ラベンダー:オレンジ=8:2の割合で両方の香りがバランス良く楽しめます。
香りの持続時間
香りには、ノートといってそれぞれ香る持続時間がことなります。これは、揮発度による違いです。
ラベンダーであれば、ミドルノート。揮発速度は、中程度。ミドルノートは、香りの中核を担う香りと言われています。
オレンジ・スイートはトップノート。揮発速度は、速いです。香りの印象を決定づける香りとなります。
こういった香りの特徴を理解していると、ブレンドの幅が拡がります♪
アロマレッスンの中で、勉強してみてください。
アロマスプレーにオススメの香り
30mlのアロマスプレーをつくるときにブレンドするレシピです。
目的に合わせて、濃度を調節して、参考にしてみてください。
お掃除でクリーンなお部屋に
レモン5滴
ペパーミント3滴
ティートゥリー 5滴
これらの香りには、抗菌作用や浄化作用があります。
お掃除のときに、テーブルや床掃除に使用するととっても気持ちいい空間になります。
お掃除後の空間のリフレッシュや消臭スプレーとしてもオススメ。
玄関の香りにもおすすめ。
感染症・風邪・花粉予防に
ユーカリ・ラディアタ3滴
ラヴィンツァラ3滴
ラベンダー2滴
マンダリン4滴
レモン3滴
冬の風邪やインフルエンザウイルスなどの感染症が気になるときや、花粉症で息苦しいときにおすすめです。
抗ウイルス作用、抗菌作用をもつ精油とマンダリンやラヴィンツァラはリラックス作用もあるので免疫力アップも期待できます。
イライラした気分を落ち着かせたい
ローズオットー1滴
イランイラン2滴
ゼラニウム2滴
ラベンダー2滴
ゼラニウムはバランスの精油と言われており、自律神経にはたらきかけてくれます。
このブレンドは、鎮静作用と高揚作用、どちらも併せ持ったブレンドになるので、ニュートラルにしてくれます。
優雅でゴージャスな香りは、自尊心を高め、穏やかなやる気を与えてくれます。
ぐっすり快眠
ラベンダー4滴
ローズウッド4滴
マンダリン3滴
どの精油も鎮静作用があり、副交感神経を優位にして、たかぶった心や身体を穏やかにしてくれます。
やさしく包み込んでくれるこの香りなら、ぐっすり。素敵な夢もみられるかもしれません。
リラックスしてくつろぎタイム
オレンジ2滴
ベルガモット3滴
ローズウッド2滴
サンダルウッド1滴
落ち着きとフレッシュさを併せ持ったブレンド。
この香りは、15時頃や帰宅後のリラックスタイムに添えたい香り。
リラックスタイムは、なにしよう。読書にしようか、溜まっている動画をみようか・・・思わず想像が止まりません。
仕事や家事の合間にリフレッシュ
オレンジ3滴
グレープフルーツ3滴
ベルガモット2滴
ラベンダー1滴
柑橘のフレッシュでみずみずしい元気なこの香りは、リフレッシュにピッタリ。
万人が好む香りをブレンドしているので、リビングなど家族が集まる空間でも安心して使えます。
心が疲れてしまいました
ローズ・オットー2滴
サンダルウッド1滴
ラベンダー2滴
ベルガモット3滴
マンダリン2滴
ゼラニウム1滴
クラリセージ1滴
頑張りすぎて、こころにぽっかり穴が空いたような・・・疲れて同しようもないときにはコレっ!
うつのように落ち込んでしまったときは、クラリセージ、ベルガモット、ローズオットーがあなたをなぐさめてくれます。
心と身体の処方箋のような香り。
神経が敏感な方、季節の変わり目で心や身体がゆらぎやすい方にも。
動画で作り方をチェック
今日もお疲れさまでした。盛りだくさんでしたね!
次回は、『心もお肌も潤う。バスオイルの作り方』です。乾燥する季節をアロマバスで乗り越えましょう。
本日も、ありがとうございました。
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