化粧品やバスグッズ、小瓶のオイルなど、様々なところで目にするようになった 『アロマ』
でも、使い方がよくわからない?
そんなあなたに、簡単にできるアロマの使い方から、香りの神秘について『毎週土曜日はアロマレッスン』をお届けします。
CONTENTS
はじめてのアロマセラピー
こんにちは、アロマセラピー講師・看護師のYokiです。
アロマは、ご自身や大切な家族にとって、いつだって味方になってくれる頼もしい存在。
アロマの知識があれば、香りで暮らしに彩りを加えたり、ちょっとしたケアに役立てたり、豊かなおうち時間を過ごせます。
自分磨きに、大切なご家族のために、
毎週土曜日は、ご自宅でアロマレッスンをはじめてみませんか?
プロローグ~はじめてアロマにであったとき~
今でこそ、大好きな『アロマ、アロマ!』な毎日のわたしですが、はじめて出逢ったのは、看護学校に通っていた18歳ごろ。
当時、はじめての東京の一人暮らしと厳しい看護学校、忙しいバイト。若かったこともあり対処法もわからず、こころも、身体もボロボロでした。そんなとき、ふと雑貨屋さんで目に止まった1本のゼラニウムのエッセンシャルオイル。
よくわからないまま早速自宅で、お風呂に入れたりアロマストーンに垂らして使っていたら、それまでワサワサして落ち着かなかった心がスーッと穏やかになっていきました。生理前のイライラも、うつのような気分も、ニュートラルに。
その経験がきっかけとなり、看護師になってからも代替医療、統合医療の研究やアロマセラピーの勉強にのめり込んでいきました。
その後、出産して子育てしている中で、わたしも、子どももアロマに随分と助けられています。
簡単に使えるのに、奥が深い。
人生を助けてくれるアロマをもっと多くの方に知っていただきたいなと思っています。
アロマとは?
植物の香りの活用は、歴史が古く紀元前3000年前ごろメソポタミアやエジプトで宗教儀式や治療に使用されていたと言われています。ギリシャ神話やキリスト教、インドのアーユルヴェーダ、仏教など、歴史を遡ると人々の暮らしにとって『香り』が重要な位置づけをされていたことがわかります。
アロマセラピーという言葉がうまれたのは、1937年のこと。日本に伝わったのは、1985年ですから、エビデンスとしてひろまったのは最近のことです。
正式名称は、『Aromatherapy(アロマセラピーorアロマテラピー)』です。
アロマセラピーの意味は、アロマ=芳香、セラピー=療法。
アロマセラピーとは?
花や葉、樹木などの自然の恵みから抽出した精油(エッセンシャルオイル)を活用して、心身の健康に役立てたり、環境を整えたりします。
アロマには、リラクゼーションを目的としたホリスティックアロマと、治療を目的としたメディアルアロマがあります。
自然の恵みがつまったエッセンシャルオイル
アロマセラピーで使用するエッセンシャルオイルは、摘んだ植物に熱を加えて水蒸気で、柑橘類なら圧搾によって抽出されたオイルです。
抽出するためには、大量の植物が必要です。
例えば、アロマで有名なハーブであるラベンダーなら、10mlのオイルを抽出するのに2kgのラベンダーが必要です。
高級な精油のローズは、1滴100枚の花びらが必要と言われています。
1滴1滴が本当に貴重であることがわかりますね。
エッセンシャルオイルとアロマオイルの違い
『アロマ』と表記されていても、100%天然のオイルとは限りませんので、注意が必要です。
エッセンシャルオイル(精油)
『エッセンシャルオイル』もしくは『精油』と記載があるものは、100%天然成分から抽出されています。
その中にもグレードがあり、オーガニックなのか、残留農薬の有無を調べているか、ラベンダーは標高どれくらいの高さから採ったものか、花だけで抽出したのか、花と葉っぱを一緒に抽出したのか・・・比べるとよく分かるのですが、成分も香りもまったく異なってきます。
日本は規制がないため本物のアロマを求める場合は確認する必要があります。
余談ですが、フランスでは、薬局でも販売されており、購入時は薬剤師が相談にのってくれます。
アロマオイル
『アロマオイル』『アロマ風オイル』などの記載がされたものは、合成香料やエタノールやオイルなどで希釈されたものをさします。
しかし、一概にアロマオイルだから、ダメというわけではありません。
アロマオイルの中には、AirAromaのアロマオイルのように香水やフレグランスと同じようにIFRAという世界的に有名な香料の安全性を審査する機関で認められたものもあります。
高級な香水レベルの香料とブレンドすることで、エッセンシャルオイルだけでは表現できない神秘的な香りも存在します。
一般的に値段が安いものは、希釈されいたり、本物に似せるために香料が使われていることもしばしばあります。
安全性や香りの品質は、購入前によく調べることをオススメします。
このようにオイルは、種類も製造業者のこだわりも、香りも、安全性も様々です。
日本では、アロマは雑貨扱いなので、違いを知って目的に合わせて選ぶと良いでしょう。
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今日のレッスンは、ここまで♪
お疲れさまでした。
次回は、アロマの基本的な使い方をご紹介いたします。
また来週、お会いしましょう。
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